どういった仕組みか
「みんなで大家さん」は、みんなで少しづつお金を出し合って、そのお金で不動産を買って、収益をみんなで分け合うという仕組みです。
その名のとおりですね。
REITと主旨は同じです。
みんなで大家さんの販売代理人は「みんなで大家さん販売株式会社」です。
管理・運営をするのは「都市綜研インベストファンド株式会社」です。
どうやって参加するのか
みんなで大家さんに投資をする場合は、運営元の都市綜研インベストファンド株式会社と「匿名組合契約」を結ぶことになります。
流れは以下のとおりです。
①投資家は、不動産特定共同事業者と匿名組合契約を結び金銭を出資します。
②不動産特定共同事業者は、出資金で不動産を購入します。
③不動産特定共同事業者は、収益を投資家に配分します。
要するに、「匿名でお金だけ渡すからあとは専門家さんよろしく!」といった感じです。
匿名組合契約の特徴
①他の出資者の存在はわからない
②登記費用がかからない(登記名義人にならない)
③有限責任(出資額の範囲内でしか責任を負わない)
④持分を売ったり買ったりはできない
ざっと匿名組合契約の特徴は以上のとおりです。
みんなで大家さんってどうなの?
僕でしたらやらないですね。
まず、匿名というところで何かあった時に、果たして僕は守られるのかという疑問があります。
匿名ですからね。
僕が被害にあったとしてきちんと把握されないのではないかという懸念があります。
それに、出資金が目的通り使われているかも不明な部分が多いです。
次に、運営会社の財務状況が良くありません。
流動資産が流動負債よりも低いです。
理想としては、流動資産は流動負債の倍くらい欲しいところです。
これが、倍どころか下回ってますからね。
わかりやすく言うと、引き出せる貯金は50万円あるけど、返さないといけない負債は100万円あるみたいな感じです。
今すぐ負債を返済するように言われたら終わりですね。
さらに、みんなで大家さんは最低出資額が100万円〜と金額が高いのが気になります。
100万円が高いか低いかは人それぞれかもしれませんが、僕としては100万円は大金です。
その大金を、誰かに任せっきりにするのは性に合いません。
おわりに
みんなで大家さんは、僕は手を出しません。
僕の中でお金と自分の動きには基準があります。
それは、お金を持っていない時は自分が動く。
そして、資産家になったら自分は動かず資金力で稼ぐです。
僕は今、全然お金を持っていないので、みんなで大家さんのように誰かに任せっきりというのは、僕の基準に反します。
僕はまだ自分が動かない領域に達していません。
また、投資にリスクはつきものですが、不透明さがあっては良くないと思っています。
みんなで大家さんには、自分のお金が本当に目的通りに使われているかの不透明さがあります。
故に、僕は手を出しません。
本日も一読してくださりありがとうございました。
みなさんのお金と心が豊かになることを願っています。
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