住宅ローンの向き合い方

住宅ローンも立派な借金

もしみなさんが、サラ金からお金を借りてきた場合、周りの人はどう反応するでしょうか。

なんで？ちゃんと返せるの？

こう反応するのではないでしょうか。

お金を借りているということは、生活に困窮していると思われて、心配されるでしょう。

一方で、家を買った場合に、周りからの質問の一つに「何年で住宅ローン組んだ？」という質問があるのではないでしょうか。

住宅ローンも立派な借金であるにも関わらず、サラ金で借りてきたような心配をする人はいないでしょう。

住宅ローンを組むことは、世間一般で多くの方がされていることなので、当たり前の行為として捉えられて、心配をする人がいないのだと思われます。

確かに、サラ金でお金を借りる人は、お金の管理がきちんとできていない人という心配の種があるというのはわかりますが、住宅ローンも同じ借金であることは忘れてはいけません。

新型コロナウイルスによって収入が激減した方もいるのではないでしょうか。

コロナは突然話題になり、世界中で一気に広まりましたよね。

誰がこのことを予想できたでしょうか。

これが、人生は何が起きるかわからないということです。

おそらく住宅ローンを組んだ時は、今の収入が維持できることを前提に考えていますよね。

問題なく収入が得られればいいのですが、収入の減少は突然起きたりします。

そういったことを踏まえて、住宅ローンは組むべきです。

住宅ローンは借金です。

借金をしっかり返せるかどうかきちんと精査したうえで契約を結んでください。

マイホームは売るつもりはないから、実際に売った時の売却額を把握している人は少ないと思います。

ですが、万が一の時に備えてご自身の家の売却額を知るということは大切なことです。

売却額を査定するサイトとして「イエウール（不動産売却査定サイト）」があります。

多少業者とのやり取りがあるかもしれませんが、ご自身の家がいくらで売れるのかを把握できるのはメリットがあると思います。

住宅ローンは借金であまり良くはありませんが、もっと良くないのは、家を売っても借金が無くならないことです。

貯金などで補填できれば良いですが、貯金でも補填できなかった場合、苦しい生活となってしまうのは言うまでもないでしょう。

お金のことで困らないためにも、ご自身の家がいくらで売れるのかを知ることは大切なことです。

まずは、住宅ローンは借金であるということを理解しましょう。

そして、突然収入が減ってしまうこともあるかもしれないので、それも踏まえて住宅ローンを組みましょう。

住宅ローンを組んだ後は、家を売却せざるを得ない時のことを考え、ご自身の家がいくらで売却できるのかを把握しておきましょう。

マイホームは良い面も多いですが、最悪な事態のことも考慮しながら住宅ローンと向き合ってください。

本日も一読してくださりありがとうございました。

みなさんのお金と心が豊かになることを願っています。