どちらが良いとは言い切れない
結論から言うと、どちらが良いとは言い切れません。
未来は誰にもわかりませんので、一概にこっちが良いとは言い切れないのです。
株と同じです。
必ずこの株が今後上がるなんてことは言い切れませんよね。
それと同じで、金利もどちらが良いとは言い切れないのです。
変動金利とは
変動金利は、その名のとおり金利が変動します。
金利は半年ごとに見直されます。
注意点として、半年ごとに金利は見直されますが、みなさんの返済額を変えるのは5年に1回という決まりがあります。
そして、仮に返済額が増えた場合、どんなに高くなっても、これまでの返済額の1.25倍までという上限があります。
例えば、これまで10万円の返済額が見直された場合、どんなに増えたとしても12.5万円までとなります。
一般的に、変動金利は固定金利よりも低めに設定されています。
固定金利とは
固定金利も、その名のとおり金利が固定で変わりません。
初めから最後までずっと同じ金利であることが基本です。
なので、返済額も変わらず一定です。
固定金利は変動金利に比べて、金利が高めに設定されています。
金利が変わらない分、初めから金利が高めに設定されているのです。
金利リスク
AさんBさんの例を見てみましょう。
Aさん 固定金利3%で借りる Bさん 変動金利2%で借りる
将来金利が上昇して4%になったとします。
この場合、固定金利で借りたAさんは、借りた時に3%で借りていて、それが固定で変わらないので結果として得をしたことになります。
一方、Bさんは金利が変動しますので、金利が4%になり、Aさんよりも損をしたことになります。
Bさんは、将来金利が変わらないもしくは下がった場合は、固定金利よりも得をすることができます。
まとめると、
金利が上昇=Aさんがお得
金利が変わらないもしくは下がる=Bさんがお得
以上のようになります。
過去20年間はどうだったか
未来がわからないのであれば、株と同じで過去の実績から未来を予想してみましょう。
過去20年間に限ってみると、変動金利の方が得をしています。
僕としては、過去20年間で変動金利が良かったのなら、今後も変動金利の方がいいのかなと考えます。
こればっかしは正直なんとも言えません。(未来を予想するとか言っておきながらすみません。)
みなさんの性格や納得のいく方を選ぶしかないですね。
おわりに
住宅ローンの変動金利と固定金利、どちらを選べば良いか迷いますよね。
100%こっちが良いということはないので、最終的にはご自身で判断することになります。
ですが、最低限、変動金利と固定金利の違いを理解すること、過去20年間は変動金利が得していたことを知るのは必要かなと思います。
本日も一読してくださりありがとうございました。
みなさんのお金と心が豊かになることを願っています。
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