日本は超低金利
日本の銀行は現在、超低金利です。
年利0.01%です。
100万円預けてたとして、100円にしかなりません。
これはほぼないと言っても過言ではありません。
かつて、日本が高度経済成長の最中では、銀行預金の金利も良かったと聞きます。
その当時であれば、貯金するだけでお金がどんどん増えていったかもしれませんが、現代ではそうはいきません。
今の日本の超低金利を受け止めなくてはなりません。
外国の銀行に預けた方が良いのか
日本が超低金利ならば、外国の銀行に預ければ高金利の恩恵を受けられるのではと考えた方もいると思います。
確かに、金利だけみれば高金利のところはあります。
ですが気をつけなくてはいけないのが、外貨であるということです。
外国の口座に円で預けることはできないので、当然外貨に変更します。
この時、為替の影響を受けます。
外貨には常に為替が影響するということを忘れてはいけません。
仮に、金利10%の外国の銀行に預けていたとします。
100万円預けていたら、金利の恩恵を受けて110万円になります。
ここまではいいのですが、いざ円に変更しようとした時に、仮に90%になってしまう場合だと、110万円が99万円になります。
元の100万円より1万円損しています。
このように一概に金利が高いから良いということではないのです。
高金利なのには理由がある
なぜ高金利なのか?
単純に考えると、高金利でないと利用してくれないからです。
人々が高金利でないと利用しないということは、その銀行にはそれなりのリスクがあるということです。
リスクはあるけど、高金利だから利用している。
こういうイメージでいるといいと思います。
全てが日本の銀行のようにそれなりに安全であるという感覚でいてはいけません。
もちろん日本の銀行も100%安全というわけではありませんが、外国の高金利の銀行はそれ以上にリスクが伴うという考えでいなければいけません。
外貨預金は高い為替手数料
日本の外貨預金に預けるという方法もありますが、これは高い為替手数料を取られてしまいます。
高い手数料が取られるし、為替のリスクも受けます。
なので、単純に外貨預金がいいとも言えないのです。
おわりに
日本の銀行の金利が低いから、外国の銀行に目を向けるというのは賛同します。
ですが、そこには色々と考えないといけないことがあります。
一概に金利だけを考えて外国の銀行に預ければいいというわけではありません。
外国の銀行が悪いわけではありませんが、利用する前にはメリットデメリットをしっかり考える必要があると思います。
本日も一読してくださりありがとうございました。
みなさんのお金と心が豊かになることを願っています。
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