老後2000万円問題

老後2000万円問題とは

老後2000万円問題とは、夫婦2人の年金が月20万円に対して生活費が26万円、毎月6万円の赤字。

老後30年と考えると、

6万円×12ヶ月×30年=2160万円

およそ2000万円を年金以外で用意しておかなければいけない、これが老後2000万円問題です。

今は老後2000万円問題は無くなった?

総務省による2020年の家計調査では、月々の赤字が1500円と発表がありました。

ん?

1500円だと

1500円×12ヶ月×30年=54万円

老後54万円問題に変わっていますw

これは、2020年はコロナにより外出等が自粛され、家計の遊興・娯楽費が減ったためではないかなと思っています。

そう考えると、生活を切り詰めて2000万円足りないのではなく、生活を切り詰めれば、まあ生活はしていけると考えられます。

なので、僕としてはそこまで深刻に考える必要はないのかなと思います。

生活費は年金で、遊びや趣味に使うお金は貯金をしておけばやりくりはしていけると思います。

結局は家計簿が大切

いつになっても、家計の収支は考えなければいけません。

老後に限った話ではないですね。

若年夫婦だろうが、高齢夫婦だろうが毎月の収支のバランスを考えて生活をしなければなりません。

老後2000万円という外的な情報よりも、まずは、ご自身の家計の計算に焦点を当てるべきです。

外的な情報を全く無視しろというわけではなく、情報に振り回されないようにしましょうということです。

例えば、年金が月々夫16万円、妻16万円であり、生活費が28万円であれば4万円のプラスですよね。

この夫婦であれば、老後2000万円問題は気にする必要はありませんよね。

他には、夫16万円、妻6万円であれば、生活費が22万円、この夫婦も生活はしていけますよね。

ご自身の家庭の状況から考えていくことが大切ですね。

家計の収支のバランスがコントロールできる家庭は、世の中を生き抜く力が他の家庭よりも強いと言っていいでしょう。

支出に焦点を当てる

僕は30代ですので、30年後の年金の受取額がどうなっているのかわかりません。

これは、年金収入の部分がブラックボックスにあるということです。

なので、ここを考えてもどうしようもないということです。

一方で、支出については、自分でコントロールすることが可能です。

どうお金を使うかは自分で決められるからです。

なので、コントロールが可能な支出を上手に扱えるようになることが重要だと考えています。

少ない支出でも幸せを感じれる、楽しい生活が送れることが大切です。

また、無駄な支出をしないように日々お金の勉強をすることも必要です。

こうすることで、お金に困窮しづらい家計を作ることができ、お金にも心にゆとりができてくると思います。

おわりに

いつになっても、お金の問題はあります。

確かに、老後は労働収入がなくなり年金に頼らないといけない、年金は自分ではどうにもできない分、不安に感じる気持ちはわかります。

もし、あなたが、若い方でしたら今のうちにお金についての勉強をし、ご自身の収支バランスを築けるようにしておくことで老後の不安が少しでも解消に近づくのではないかなと思います。

周りの情報に振り回されることなく、ご自身の力で将来の自分の家庭を守っていきましょう。

本日も一読してくださりありがとうございました。

皆さんのお金と心が豊かになることを願っています。

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