資産と負債の考え方

まずは資産と負債の整理

例えば、持ち家がある人。

このお家は資産でしょうか。

持ち家は資産と考える人がよくいます。

答えは状況によります。

そのお家からお金がどう動いているのかをみる必要があります。

住宅ローンを組んで、毎月支払いがある場合、そのお家は負債となります。

一方で毎月の返済がなく、そのお家を売った場合にお金になればそれは資産となります。

車も同じです。

あとは、家であっても車であっても、外装塗装であったり車検やガソリン代であったり、想定できる支出も含めて資産となりうるかどうかまで考える必要があります。

こうして、身の回りの資産と負債をまず整理することから始めることが必要です。

何が資産となり、何が負債となるのかご自身について整理してみてください。

B/S貸借対照表

簿記をやったことがある方ならわかると思います。

B/S貸借対照表とは簡単にいうと資産と負債を並べて差額を確認する表です。

例えば資産が500万円あり負債が200万円であれば差額は300万円です。

500万円ー200万円=300万円

当たり前の計算ですね。

資産と負債のバランスを確認し、家計を考えるといったことを皆さんにはやってもらいたいです。

ここで1番伝えたいことは、差額を増やすことです。上記の場合だと300万円の数値を高くすることです。

仮に、資産が1000万円あったとしても負債が900万円であればその差額は100万円しかありません。

この家のゆとりは100万円しかないことになります。

資産は1000万円あるので、見栄えばいいかもしれませんが(良い家に住んだりかっこいい車に乗っていたり)、裏で負債を抱えていては意味がありません。

負債を最小限にしつつ、資産を伸ばすことを意識してください。

順番が大切です。

まず、負債を最小限にすることを意識してください。

その意識を保ちつつ資産を増やしていってください。

そうすれば、大崩れしない家計のバランスシートが作れます。

資産=貯金・給与 負債=固定費・生活費・教育費

一般的な家庭はこうなると思います。

現役世代であればお家は住宅ローンを組んでますし、車は車検、ガソリン代、修理代等がかかるので資産とは言い難い。

となると資産は現在の貯金と毎月の給料となります。

負債は、固定費は住宅ローン返済や水道光熱費等、当然生活費、お子さんがいるのであれば教育費がメインとなります。

この資産と負債の差額をどう上げていくかを取り組む必要があります。

一般的に資産をコントロールするのは難しいですよね。

起業していれば青天井で稼げますが、多くの人は雇われの身です。

であれば、毎月の給与は多少の変動はあれど大体決まっています。

本来なら資産を上げていきたいところですが、なかなかできたことではないと思います。

副業ができたりする環境があればいいのですが。

一方で負債は割と削れることが多いです。

今一度ご自身の負債のあらを探し、削れるところはないか検討してみてください。

意外と削れるところありますよ。

おわりに

ざっと資産と負債の話をしてみました。

ご自身の資産と負債を把握するだけでも今度のお金の増え方がだいぶ違うと思います。

これを機に資産と負債の整理をしていただけたら幸いです。

本日も一読してくださりありがとうございました。

皆さんの節約が実ることを願っています。

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