養老保険とは
養老保険とは、保険期間中に死亡した場合に死亡保険金が受け取れ、保険期間満期時にも死亡保険金と同じ金額の保険金が受け取れる保険です。
養老保険の最大の特徴は、死亡した場合もそうでない場合も同じ金額が受け取れるということです。
保険会社の口説き文句としては、何かあった時は保険が出るし、無事に何もなかった場合でもお金が受け取れるので、契約者に損はないといったところでしょうか。
養老保険は必要か?
結論から申しますと、不要です。
保険というのは、起こる確率は低いけども起きてしまっては困る場合のみ加入するものです。
そして、加入する保険は掛け捨てでいいです。
ご家族がいる方でしたら、若くしてお父さんがいなくなっては家計が大変になってしますので、掛け捨ての生命保険に加入する。
この程度で良いです。
貯金と投資をしましょう
老後のために備えるのであればまずは貯金をしましょう。
お金があれば、そもそも保険は必要ありません。
貯金をして、それでも賄えない場合のみ保険を使いましょう。(掛け捨ての生命保険)
保険に入っていれば、貯金を切り崩さないで良いではないかと思われる方もいると思います。
ですが、貯金とは何のためにするものですか。
大半が何かあった時に備えて貯金をしていると思います。
お金を貯めるために貯金をしているのではないですよね。
将来何が起きるかわからないから貯金をしているのです。
その何かが起きた時に貯金を使うというのは、至極全うのことです。
今使わないといつ使うんだという話になってきます。
なので、貯金を使って人生の危機を乗り越えることは当然のことであり、決して無駄金を使っているわけではありません。
また、貯金だけではなく、少しづつ投資もしていきましょう。
投資は馴染みのない方が多いと思いますが、15年以上の長期的な視点で投資を考えれば、投資資金以上のリターンが見込めます。
ただただ銀行に預けていてもお金は増えませんので、投資という選択肢を持ってもいいと思います。
公的保険を使いましょう
日本は、公的保険が充実しています。
遺族年金、障害年金、失業手当、高額医療制度など。
これらお国から受けられる補助は最大限活用しましょう。
そのために、高い社会保険料を支払っているのです。
貯金と投資と社会保険、まずは、これらで乗り越えられないかを考えてください。
民間の保険を考えるのは、これらを考えた後で十分です。
おわりに
必要以上に不安を煽って加入させようとしてくるのが保険です。
そして、加入者に損がないように思わせることは保険会社からしたら朝飯前です。
冷静な判断のもと、保険に加入するかどうかを考えてください。
本日も一読してくださりありがとうございました。
皆さんのお金と心が豊かになることを願っています。
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