４，０００万円の家をローンを組んで買っていいものか？

買い物の基本

買い物の基本として、ローンを組んで何かを買うというのは個人的には良くないと思います。

今の自分の資産内で買えないものは買わないのが基本です。

ローンを組むというのは、お金を借りているのと同じです。

僕はお金を借りてまで必要なものって本当にあるのかなと考えてしまいます。

確かに、マイホームを買うための大金を貯めるとなったら何十年も先のことになってしまいます。

若くしてマイホームを持つとしたら、ローンを組みしかないというのが現実問題として確かにあります。

もしも、マイホームを持つというのが夢である人でしたら、ローンを組むのは有りかなと思います。

ですが、買い物の基本として、お金を借りてまで何かを買わないということは忘れないでほしいです。

お金を借りるということは、負債を抱えるということです。

負債は当然返さないといけません。

当たり前のことですね。

毎月返せればいいですが、人生では何があるかわかりません。

もしかしたら、収入が減ったりしてしまうこともあるかもしれません。

収入が減って生計が難しくなっても、残念ながら負債の返済額は変わりません。

借りたお金は毎月返済しないといけません。

負債を抱えることは、こういったリスクを背負うことになります。

年収４５０万円だと手取りで約３５０万円くらいになります。

月にすると約３０万円の収入です。

もし、４，０００万円の家を３５年ローンを組んで買った場合、月々の返済額は１３万円（金利含む）くらいが一般的かなと思います。

また、家は修繕費や固定資産税がかかりますので、それが月に換算して２万円かかるとしたら、月々の返済額１３万円をプラスすると、住宅費だけで毎月１５万円かかることになります。

毎月収入の半分が住宅費として消えてしまうのです。

みなさんはこれについてどう思われますか？

僕としては、月の収入の半分が住宅費として持っていかれるのは、高すぎるなという印象です。

平均年収よりも高給な方でしたらいいかもしれませんが、一般的な家庭の方からしたら厳しい生活になるのではないかなと思います。

毎月収入の半分が住宅費で無くなり、残りのお金で生活をしていくとなると、なかなか貯金ができないのかなと思います。

家を買っているということは、結婚されもしかしたらお子さんもいるかもしれません。

家族の生活費を考えた場合、月の収入の半分が住宅費で無くなっては、貯金をする余裕は生まれないのかなと思います。

共働きで奥さんが正社員であれば貯金できるかもしれませんが、このご時世なかなかそうはいかないご家庭も多いのではないかと思います。

快適な生活のために家を買ったのに、貯金が出来ず将来に不安を抱えるのは、どこか心落ち着かないと思います。

このことを踏まえて、住宅ローンを組んで家を買うことについて考えてほしいと思います。

住宅ローンを組んで家を買うことを全て否定するつもりはありません。

心の豊かさは人それぞれだからです。

ですが、現実的にお金のことを考えると住宅ローンを組むということは、かなり厳しい生活になるのかなと思います。

家を買う前に、住宅ローンを組むということを、冷静になって考えてからでも家を買うのは遅くないと思います。

本日も一読してくださりありがとうございました。

みなさんのお金と心が豊かになることを願っています。