簿記の資格って必要?

簿記をどう活かしたいか

世の中を生きていく上でお金は欠かせません。

そのお金を管理する資格が簿記です。

簿記の資格を持っていると就職活動にプラスになるからみなさん資格を取りましょう。なんて言われることもあります。

また、家計を管理するのに簿記の知識を持っていると良いです。とも言われています。

僕は、日商簿記2級を持っています。

高校から大学まで7年間簿記を学んできました。

そんな僕からみて、簿記の資格いる人いらない人を区別したいと思います。

簿記の資格が役に立つ人

就職活動を優位にしたいと思っている人は簿記の資格は良いと思います。

もちろん、簿記の資格を持っているのね、じゃあ採用ですとはなりませんが。

しかし、どの企業もお金を管理しています。

良い会社はお金の管理がきちんとしています。

優秀な経理がいるということは、会社にとってすごくプラスなことなのです。

そういったことを考えると、簿記の資格を持っていると就職に優位に働くとは思います。

また、税理士になりたい人も必要です。

税理士になるための必修科目に簿記論があります。

日商簿記1級の範囲は、税理士試験の簿記論とほぼ一緒です。

いきなり簿記論をやるのは難しいという人は、基礎的な簿記から始めるというのはアリだと思います。

簿記の資格が役に立たない人

ご自身の家計を管理するために簿記を学びたいという人は資格は不要です。

簿記というのは、根本は全然難しくありません。

お金を使ったらお金をマイナスにして、そのお金で手に入れたものをプラスにする。

例えば、アイスを100円で買ったら、アイスがプラス、100円がマイナス。

こういったことを永遠繰り返すだけです。

当たり前な作業をしているだけです。

ただ、会社規模になってくると帳簿の記入方法が複雑になってくるのでそこは勉強して覚えないといけないのですが、一般家庭の家計管理ではそこまでは必要ありません。

なので、家計管理で簿記を学びたいと思っている方は、日商3級レベルの内容を学ぶだけで大丈夫です。

資格取得もしなくてOKです。

簿記という考え方を身につければいいのです。

子供に教えたい科目

僕は、将来子供に教えたいと思っています。

簿記そのものというよりかは、お金の流れを教えたいです。

お金を使えば減るし、お年玉とかでもらえれば増える。

この増減するお金の範囲内で、自分のほしいものややりたいことにお金を使う。

こういったことを子供に伝えたいと思っています。

おわりに

簿記の基本的な知識は全ての人が持っておいてほしい知識ですね。

お金の管理は人生においてとても大切なことなので。

簡単な家計管理をしたい人は、ざっとその概要だけでも押さえておくといいと思います。

そして、就職や専門職に使いたい人は資格取得まで頑張ってみる。

この按配が良いと思っています。

本日も一読してくださりありがとうございました。

みなさんのお金と心が豊かになることを願っています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました