中古戸建て購入時の注意点

リフォーム費用がかかる

言わずともがなですが、中古戸建ては以前まで誰かが住んでいた家なので、リフォームが必要な箇所があるかもしれません。

ですので、購入価格+リフォーム費用も加味してお金の計算をする必要があります。

DIYが得意な人ならご自身でリフォームできるかもしれませんが、そういった技術がない人は業者に依頼する必要があります。

内装(床・壁など)であればどうとでもなりますが、注意しなければいけないのはリフォーム費用が高くつく箇所です。

具体的には以下の箇所です。

・外壁

・雨漏り

・水回り

・地盤、傾き

・杭(シロアリ被害)

以上の箇所はリフォームにお金がかかるので、購入前に要チェックです。

これらの箇所で修繕が必要であることがわかった場合、できる限りは購入を避けた方が無難ではありますが、その物件の他の情報と天秤にかけながら判断してください。

瑕疵担保責任

瑕疵担保責任という言葉をご存知でしょうか。

瑕疵担保責任とは、購入後に知られざる瑕疵(欠陥)があった場合に、後から売主がその修繕に努めるというものです。

責任の期間は契約時に決めます。(購入から1年間など)

瑕疵担保責任は、購入者からすると安心な制度ですね。

もしあなたが、自宅用を購入しようと考えているのなら、瑕疵担保責任は付けておいたほうがいいでしょう。

大事な自宅が購入後に予期せぬ瑕疵によって、無駄な出費をしたくないですからね。

一方で、もしあなたが投資用を購入しようと考えているのなら、瑕疵担保責任は付けない方がいいです。

理由としては、その方が安く購入できる可能性が高いからです。

言わば価格交渉の材料になるんですね。

投資は少しでも利回りを高くしていく必要があります。

瑕疵担保責任をつけない代わりに、値下げ交渉に努め利回りを高めたいところです。

それに売り手からしても、手放した後に費用が嵩むのは嫌なものです。

なので、価格交渉には繋げやすい部分であります。

立地は変えられない

当たり前ですが、購入後の不動産の立地は変えることはできません。

ですので、購入時にしっかりと検討していく必要があります。

なお、購入の目的が自宅用なのか、それとも投資用なのかで立地の捉え方が違います。

自宅用であれば、あなたが住みたい場所を探すべきです。

これからずっと住んでいく場所なので、気に入った場所であることは重要です。

一方で投資用であれば、自分が住みたい場所ではなく、借り手が現れそうな場所を検討するべきです。

学校が近くにあったり、買い物がしやすい、病院が近いなど。

おわりに

中古戸建ては新築とは違い手間ひまがかかります。

購入後にリフォームをする必要もあるかもしれません。

ですがその分、安く購入できることが魅力です。

よほど新築への想い強いのなら別ですが、僕は自宅用にせよ投資用にせよ中古で十分だと思っています。

他の買い物に比べて、家は金額が大きいですからね。

下げられるだけ費用は下げたいものです。

安いからと言ってお化けが出る家は嫌ですけどね。

本日も一読してくださりありがとうございました。

みなさんのお金と心が豊かになることを願っています。

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