iDeCoはやるべき?

iDeCoって何?

iDeCoを簡単に言うと、自分で作る年金です。

年金は国民年金、働いている方はさらに厚生年金があります。

そして、国から推奨されている3つ目の年金がiDeCoなのです。

昨今の不景気や高齢化が進み、国だけの制度では国民を支えきれなくなりつつあります。

そこで、国から、できる人は自分でも年金を作ってね。iDeCoっていうのを作るからさ。

と言われているのです。

僕は国のこの方針は、自分自身でお金のことをよく考えて生きていかないといけないと強く思わされました。

将来お金が無いと国に言っても、何年も前から自分でも年金を作ってね。と言っていましたよ。

国がこうやって言ってきそうだと思いました。

国民年金・厚生年金だけでは無理?

現在の日本の年金は国民年金と厚生年金です。

この2つの年金が、老後の資金となります。

国民年金だけの人は、月の受給額が約6万円、厚生年金もある人は約15万円ほどです。

月6万円では厳しいですよね。

高齢になれば、病院にも行くだろうし、自由が効かない分お金を払って賄ってもうらう機会も増えます。

15万円でもギリギリですよね。

もし家が賃貸だったらアウトですね。

もちろん、貯金額によって一概には言えませんが、仮に貯金0で老後生活をむかえた時にこの年金額では非常に心配ですよね。

iDeCoのメリットは?

iDeCoで積み立てた金額は所得控除となります。

毎年、所得に対して所得税と住民税が課せられます。

所得が多い人ほど払う税金も多くなります。

逆に所得が減れば払う税金が少なくなります。

iDeCoの積立額分、皆さんの所得が減るので、税金が安くなるといった具合です。

僕は毎月12,000円積み立てています。

年間で144,000円の所得が減額され、所得税と住民税がそれぞれ10%なので、

年間28,800円の税金の節約となります。

月にすると、2,400円の支出削減です。

ちなみに月の積立額は、公務員・会社員・専業主婦・自営業によってそれぞれ違う上限が定められています。

公務員は12,000円 会社員は12,000〜23,000円 専業主婦は23,000円

自営業は68,000円です。

会社員の方は、お勤め先の状況により変わってきます。(ここでは説明を割愛させていただきます)

個人的見解

上記で話が出たように、僕はiDeCoに加入しています。

その理由は3つあります。

1つ目は、国が国民を守ってくれないと思っているからです。

これだけ、自分でどうにかしてね。という世の中になってきているので、iDeCoをやった人とやらなかった人で差が結構出るのではないかと思っています。

2つ目は、毎月12,000円以上貯金しているからです。

iDeCoに加入すれば減税の恩恵を受けられるので、普通に貯金をしていくよりもお得だと思いました。

3つ目は、先にお金を使った人に有利な世の中だからです。

お金を借りて後から返す場合(奨学金とか住宅ローンとか)、余計なお金を取られますよね。

逆にキャッシュで一括で支払うとその分値引きがされたりしますよね。

世の中は、お金に余裕のある人には有利な設定になっているので、iDeCoで先に払った方がその先の見返りも大きいと考えています。

デメリットは?

60歳まで受け取れません。

積立額を下ろしたりもできません。

余剰資金がある人がやるべきである理由がコレですね。

ただ、積立額を変更したり、途中で休止したりすることは可能です。(毎月の手数料は引かれるので注意)

お金に余裕があり、長く続けられる人でない場合は、お勧めできませんね。

終わりに

簡単ではありますが、iDeCoの説明いかがだったでしょうか。

老後を見据えるのか、今にお金を使うのかは人それぞれです。

各自のライフスタイルに合わせてベストな判断をしていただければと思います。

本日も一読してくださりありがとうございました。

皆さんの節約が実ることを願っています。

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