交渉あるのみ
家賃は最初に決められています。
何もアクションを起こさなければ家賃は変わりません。
では、どうするか。
交渉しかありません。
大家もしくは仲介業者を通じて、家賃の交渉をしてみてください。
契約の意思を見せること
大家としては空室が一番嫌なわけで、家賃収入が0よりかは数千円下がったとしても家賃収入があった方がいいのです。
入居者が見つかりづらい物件の場合は大家としても交渉を承諾した方がいいこともあります。
仮に6万円の部屋だとして、空室だと毎月6万円分の収入が得られないわけです。
半年続いたら36万円の損失です。
もしこれを、58,000円で貸すことができたら、6万円に比べて半年で12,000円の損で済みます。
36万円に比べたら12,000円で済むのであれば全然良いですよね。
なので、大家としては空室をなくしてくれるのであれば、家賃交渉も応じる可能性が十分あるということです。
他の部屋もチェック
家賃を交渉する場合、相手に「確かにな」と思わせないといけません。
ここで有効なのが、同じ物件の他の部屋と比べることです。
部屋ごとに家賃が決められるので、部屋ごとに家賃が違うことはよくあります。
もし、同じ条件や自分の部屋の方が条件が悪いのに、家賃は他の部屋に比べて高い場合は、そこを交渉材料に使いましょう。
「なぜ部屋が広い隣の部屋の方が家賃が安いのか。自分の部屋の方が条件が悪いので、その分家賃を下げて欲しいのですが」
こう言ってみてください。
「一瞬でも、確かに」と思いませんか。
こうやって、ただただ安くしてくださいではなく、理論づけて交渉するのがスマートなやり方です。
家賃が安くあって欲しいのは借主の思いであり、高くしたいのは貸主の思いであります。
理由もなくこの差は絶対に埋まりません。
相手に「確かにな」
と思わせる材料を揃えて、交渉してください。
すでに入居していても交渉可能
建物は古くなりますので、新しい入居者は家賃が下がっていることがあります。
自分は契約当初の高い家賃を払っている可能性があるので、自分の部屋も同じように下げてくださいということは可能です。
ここも、退去を匂わせつつ交渉すると良いです。
退去されると、部屋のクリーニング費用がかかりますし、また募集をかけるため仲介手数料も発生します。
それに、入居者が見つからないリスクを背負うことと、新規入居者には現在の安い家賃で募集をかけないといけません。
だったら、現在の入居者の家賃を下げた方が、大家としても都合が良いわけです。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
ほとんどの人が家賃の交渉なんてしたことがないと思います。
交渉したいが、交渉するのはメンタルがきついという人がほとんどだと思います。
ですが、交渉するだけはタダでありノーリスクなので、やってみる価値は十分にあります。
僕は実際に交渉してみて、現在、大家からの返答待ちとなっています。
仲介業者からは契約期間中の変更はできないと一度突き返されましたが、そんな文言は契約書に書いていないと回答したら、取り合ってくれました。
皆さんもチャレンジしてみてください。
本日も一読してくださりありがとうございました。
皆さんのお金と心が豊かになる事を願っています。
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