最近の日本経済

日本経済 保険

物価上昇

令和4年4月〜消費者物価指数は+2%を超えています。

物価が2%上がっているのなら、給料も2%上がってくれないと僕らの生活は苦しくなりますよね。

ですが、みなさんもわかるように給料は上がってないですよね。

令和4年4月〜実質賃金指数がマイナスになっています。

実質賃金指数とは、簡単に言うと国民がどれだけ買い物をしたかを示す値です。

実質賃金指数がマイナスとなっているということは、国民の買い物の量が減っているということです。

それだけ、生活が苦しくなっているということが予想されます。

これまで通りの生活では、今後ますます生活が苦しくなることが懸念されるので、生活の工夫や節約は必須になってくると思います。

社会保険料の増加

令和4年10月〜令和5年3月まで雇用保険料が0.2%引き上げられます。

雇用保険とは、労働者が失業した場合などに必要な給付を行ったり、労働者の生活や雇用の安定を図るとともに再就職の援助を行うことなどを目的とした制度であり、労働者を雇っている会社に対して強制的に適用される制度です。

これにより、僕らのような労働者が失業したりした場合は、助けてもらえる制度なのです。

そして、雇用保険は雇用保険料を国に納めなければなりません。

雇用保険料は、会社と労働者がそれぞれが負担しています。

これまでの保険料は、給料の0.3%を労働者が負担し、給料の0.65%を会社が負担していました。

この負担率が0.2%上がるのです。

つまり、労働者は0.5%、会社は0.85%となり雇用保険料の支払額が上がってしまうのです。

税制改正大網

税制改正大網とは、12月に発表される翌年度の税制改正のプランのことです。

翌年度、増税になるのか減税になるのか、生きていくうえでとても大切なことが発表されるのです。

税制改正の流れは以下のとおりです。

10月〜11月 税調幹部が各府省や経済団体から意見を聴取

11月下旬 自公両党が税調総会を開始

12月下旬 政府が税制改正体網を発表

以上の流れとなります。

税制改正体網が発表されると、ほぼほぼ法改正は決定です。

税制改正体網が発表された翌年度以降に法律が作られ、そして僕らの生活に影響してくるわけです。

今は11月ですので、あと1ヶ月くらいしたら税制改正体網が発表されます。

吉と出るか凶と出るか、固唾を飲んで見守りましょう。

おわりに

最近は、円安というニュースが飛び交ってますが、それだけではありません。

物価上昇による消費の減少、雇用保険料の値上げなど、僕らの生活が苦しくなることが色々と起きています。

生活が苦しくなることはわかりますが、僕らはそれを嘆くのではなく、政府に文句を言うのではなく、やれるべきことを淡々とやっていくだけです。

やるべきこととは、知識を蓄え、無駄を省き、もらえる給付や使える制度をフルに活用して、生活の急下落を食い止めることです。

僕もまだまだ節約・倹約に努めますので、一緒に頑張りましょう。

本日も一読してくださりありがとうございました。

みなさんのお金と心が豊かになることを願っています。

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