電気料金について
電気料金は大きく2種類から計算されます。
①基本料金
②電力量料金
基本料金は、電気を使う使わないに関係なく、発生する固定料金です。
基本料金には、さらに2種類の料金制度があります。
1.アンペア制
2.最低料金制
アンペア制は、普段あまり電気を使わない人は低いアンペアで契約して基本料金を下げ、結構電気を使う人は高いアンペアで契約して基本料金がその分高くなるといった仕組みです。
僕は、普段電気を使わないので20アンペアで契約して安い基本料金にしています。
たまに、エアコンやドライヤーなどを重なって使ってしまった時に、ブレーカーが落ちてしまうことがありますが、気をつけて使えば問題なしです。
家族で暮らしている人なんかは、僕みたいにはいかないでしょうから、少し高いアンペアで契約して、一度に電気をたくさん使ってもブレーカーが落ちないようにした方がいいでしょう。
アンペア制は東京電力などが採用しています。
次に、最低料金制は、最低料金内にすでに一定の電気使用量の料金が含まれていて、最低料金を超えて電気を使った場合は、その超えた部分については上乗せして電気代を支払うという仕組みです。
関西電力などが採用しています。
②電力量料金は以下の計算で求められます。
1kWhあたりの単価×電気使用量=電気料金
計算式はシンプルです。
使えば使うだけ電気代がかかるということです。
単価について各会社それぞれなので、比較してみるといいと思います。
使用量に応じて単価が変わったりする会社もあるので、その辺も加味しながら見てください。
なぜ電気料金が値上げしているのか
単純に供給に対して需要が多いからです。
供給力不足である以上、値上げするしかないというのは当然のことです。
ではなぜ供給力不足なのか。
それは、思い出したくない人もいるかもしれませんが、東日本大震災を機に原発の稼働を停止したからです。(関西・四国・九州の一部で稼働しています)
原子力発電は、日本の電気を支えていましたからそれが稼働しなくなったということは、当然供給力は低下してしまいます。
さらに、燃料価格が高騰しているのも理由の一つです。
ウクライナとロシアの問題もあって燃料価格の高騰に拍車がかかっています。
ロシアからの天然資源の供給が制限されたため、燃料価格が高騰しています。
そして、現在日本の円安であることも高騰の理由です。
日本は天然資源を輸入で賄っていますから、円安であるということは輸入コストが嵩みます。
以上の要因が相まって電気料金が値上げしているのです。
対策
対策としては、電気を使わないことですね。
当たり前ですがこれにつきますね。
電気代が掛からなければ、電気料金が高騰しようがしまいが関係ないですからね。
全て使わないは無理ですが、必要なもの以外は使わないということです。
これから寒くなりますが、僕は冬場はエアコンは使いません。
厚着をして暖を取ってます。
それで十分過ごせます。
極力電気を使わない生活をして、ダメージを減らしましょう。
あとは、電気料金の見直しをしたことがない人でしたら、この機会に一度見直しを検討してみてください。
自分の生活に合ったプランを提供する電気会社に乗り換えるだけで、無駄な電気代を払わなくて済みます。
他には、電気をLEDに変えたり、あまりに古い電化製品は最近のものに変えたりするのも効果があります。
ただこれらは、長い目で見た時に効果があるので、即効性はありません。
長期的な目線で計算をしましょう。
おわりに
電気は生活に欠かせません。
故に、電気料金が上がればみなさんの家計がダメージを受けるのは言うまでもありません。
今の世の中では、値上げは仕方ないかもしれません。
ですが、行動できることはして、できるだけダメージを受けないようにしましょう。
節電・電気会社見直し・電化製品の買い替えなど、できる対策は打っておきましょう。
本日も一読してくださりありがとうございました。
みなさんのお金と心が豊かになることを願っています。
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