iFreePlus米国配当王ファンド

iFreePlus米国配当王ファンド 投資

配当王とは

投資銘柄の名称は様々なものがありますが、その中でも配当王ってなんぞやと思われた方もいると思います。

配当王とは、米国の上場株式・50年以上連続で配当総額を増やしている・流動性や財務健全性に問題がない、以上の条件を満たすものを配当王とされます。

配当王は、2023年時点で43社存在します。

コカ・コーラやジョンソン・エンド・ジョンソンなどです。

ちなみに日本では、花王が連続増配年数33年で日本ではトップとなっています。

日本では連続増配年数50年以上という会社が存在しないんですね。

それに比べてアメリカには連続増配年数50年以上の会社が43社もいるんですね。

やはり世界のアメリカといったところでしょうか。

投資比率は各銘柄均等

さて、この配当王ファンドなんですが、43社にどのような比率で投資をするのでしょうか?

正解は、各銘柄均等です。

それぞれの会社平等に扱うということですね。

どの会社も偉大な会社であることは変わりがないので、そこは均等に評価をしているのかもしれません。

なので、投資比率は均等に設定されているのだと思われます。

ちなみに配当王にはIT企業は含まれていません。

IT企業のような若い産業は配当王には含まれていないんですね。

まあ、マイクロソフトでさえ連続増配年数は18年ですので、連続増配年数50年以上になるIT企業が現れるのはまだまだ先のようですね。

低コスト・新NISA対応予定

配当王の運用管理費用(信託報酬)は、年率0.286%で、購入時の手数料はありません。

年率0.286%は物凄い安いかというとそうでもないですが、高くはない値ではあります。

良心的な範囲と言えるでしょう。

2024年1月スタートの新NISAに対応予定であるので、僕は買うかどうか現在悩み中です。

過去20年の成績は?

2003年から現在の2023年までの配当王の成績を考えると、S&P500の成績を上回っています。

S&P500が20年で7倍になっているのに対して、配当王は20年で10倍になっています。

過去20年で考えると、配当王は好成績を残していると言えるでしょう。

20年くらい前からIT企業が盛んになってきていることを考えると、今後はS&P500が成績を伸ばしてくる可能性もありますが、やはり老舗が強いということも考えられます。

今後については、みなさんの読み次第ではありますが、過去20年の配当王の成績は良かったと言えるのではないでしょうか。

正直配当王はどうなのか?

これまでの配当王の説明でなんとなくは概要は掴めたかと思います。

では、配当王は投資先として適しているのか?

みなさんが気になるのはここですよね。

正直どうなんですかね?といった具合です。

凄く良い43社であるとは思うのですが、老舗感は否めないですよね。

やはり、投資というのはこれから勢力を拡大してくるであろう会社に投資をすることが良しとされるので、そこをどう捉えるかですよね。

僕としては、IT企業が含まれていないというのも気になります。

これからの時代ますますIT産業は世の中に必要になってくると思いますので、IT企業が含まれていないのは僕としては首を縦に振りずらいところではあります。

運用管理費用(信託報酬)が年率0.286%ではありますが、S&P500だと0.1%以下ですので、僕としては、少し年率が高いかなという印象ですね。

株価の値動きはなかなか予想ができませんが、運用管理費用(信託報酬)は目に見える値ですから、少しでも費用を抑えたいと考える僕からしたら、年率0.286%は少し高いですね。

とまあ、僕の意見としては少し手厳しい意見になってしまったと思います。

あとは、みなさんの思考や資産を考慮して、どうするか判断してみていただけたらなと思います。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

配当王は面白いファンドだと思いますし、やはり米国の企業って凄いんだなと改め考えさせられました。

買う買わないは別として、色々なファンドを検討するということは良いことだと思います。

検討するだけで勉強になりますし、今の投資を見直す機会にもなります。

配当王というファンドがあることを知っているのと知らないのとでは、知っていた方が今後の人生がプラスになる可能性がありますので、配当王に限らず、何事も知らないよりかは知っていた方が良いと思います。

本日は一読してくださりありがとうございました。

みなさんのお金と心が豊かになることを願っています。

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